市場予測法メモ

本日、報告会で市場予測の話になった。備忘のためにも予測法についてまとめておこうと思う。


5年後、10年後といった長期の予測、しかも特定市場の成長といったマクロな予測をどうするか。
統計的な予測手法もあるだろうが市場変化が激しく過去の経年数値の延長上に将来があると考えにくい場合、論理的な手法に頼ることになるだろう。デルファイ法のように専門家、市場関係者の論理的な意見をもとに最も合理性がある理由がある数値に収斂していく手法に頼ることになる。
これって論理的収斂の過程が見えないと信用しづらいもので調査機関のデータはこの経過が見えないため、そのまま利用することができない。


であるので、市場を細分化して成長要素を特定し、細分化した小市場の変数の少ない予測を積み重ねるという方法や、成熟市場であっても特定の事業成長を果たしている企業の行動から成長要因を見出すことができるならば衰退市場であってもネガティブにならずに維持するか、小幅な衰退を想定すべきだろうといった対話をした。