究極の会議、という考え方

サルガッソーの鈴木健さんの「究極の会議」を読んだ。
会議というのはプロジェクト目的と目標のもとに作業に分解し、日付を与えて会議体で運営していくものだ。PMではそういう理解だ。


この会議体の運営において、「会議は議事録を作るためにある」という。
こういう言い方があったんだ!うまい!


会議というのは僕にとってこのような動きをするものだとずっと認識していた。
会議冒頭に全体計画とゴールを確認し、論点を決めプロジェクターで会議アジェンダや資料を投影しながら議論し、結論を出していく作業だ。
進捗報告の中から予定と大きく違うギャップ点=論点として問題解決をしていく。また次回の積み残しは宿題になって必ずデッドラインを決めて解決できるようにする。
次回までの作業も細分化して明確にし、作業宿題を作る。


会議全体が問題解決のためにあるという認識があれば、意欲をもってこれだけで十分に動くものだ(近藤哲夫さんの「企業小説プロジェクトマネジメント」に詳細が書かれている)。


最近コラジェクタという言い方も知ったが、これこそ会議だと思っていた。


鈴木さんの本は実に軽快にかかれているのがとてもいい。