梅田望夫さんが書くものは新しい文学?

梅田望夫さんのいくつかの対談を読んでふと気づいた。
これは文学の世界じゃないか。


末吉の大学生時代は医学者で文学者って人が多かった。
死と病に対面し、感情と意志が持つ人間の本質を知る機会が最も多かったからだ。
加賀乙彦にしろ斉藤茂吉にしろそうだった。


いまはネットに生きるものが文学を書く時代なんだと、ふと思った。
ネットは孤独であり、だから連帯であり、
だから発信し、呼応し、中傷し、賞賛する。


感情の渦まく場、
精神を使い切る場、


だからネットから作家が生まれる。
究極の人生を語るにふさわしい文学が生まれるように思う。