人生に影響を与えた10冊の本

ある研修企画で作った、自分の人生を決めたであろう文献一覧。改めて整理してみると大半が高校生から30代の前半に読んだ本で、特に高校、大学の時分で思考の方向性が決まったなと感じた。それにしても思考論に関連する本が多いな。自分の関心事が思考そのものにあったことがよくわかった。意外に文庫本や新書が多いのにびっくり。つまり情報はコンパクトなほうがよいのかもしれない。


1. デカルト方法序説」(岩波文庫)…透徹した論理思考
2. 司馬遼太郎「世に棲む日々」(文藝春秋)…明治時代の志の高さ
3. マルクス・エンゲルスドイツ・イデオロギー」(岩波文庫、青木文庫)…唯物史観、経済関係が文化や思考を決めるという発想
4. クロード・レヴィ・ストロース「野生の思考」(みすず書房)…神話科学、西洋の論理思考にとらわれない発想
5. 梅棹忠夫「知的生産の技術」(岩波新書)…思考の生産性、思考技術
6. 沢木耕太郎「路上の視野」(文藝春秋)…新しいジャーナリスト思考
7. デイビッド・オグルビー「売る広告」(誠文堂新光社)…広告人の発想法
8. フィリップ・コトラーマーケティング・マネジメント」(ピアソン・エデュケーション)…市場原理の基本
9. ハーバート・A. サイモン「システムの科学 」(パーソナルメディア)…限定合理主義の思考
10. 小林惠智「四行日記」(中経出版)…科学的なポジティブシンキング