ブームの構造がわかった
ここ1週間ほどiphoneに対して否定的な意見がブログやネット記事で散見される。定額制の初期価格を下げたソフトバンクに対して、そもそもネット端末であり顧客を選ぶわけだから低価格にしたところでこれ以上の販売増は期待できないという主旨だ。1ヶ月が経過して、一時のブーム演出の効果が薄れたとも言える。
ブームというのは想定顧客以外のイメージだけで期待した顧客に売れることで、彼らの落胆が大きく急に終焉を迎えるものだが、それがネットでの多数のユーザー意見のおかげで早まるのではないかと感じている。
ブームとは…
(1)巧妙なメーカー側の演出
(2)想定顧客以外の顧客の心理をつかみ波及
(3)でも実用に耐えないことが店頭でもわかり販売データの急激な変化
(4)メーカーの政策変更
(5)政策変更を機に冷静なネット上の分析意見続出
(6)コントラスト効果で否定意見拡大
(7)さらに販売データに変化
(8)(4)〜(7)の繰り返し
という流れではないかな。