今年は大きく状況の変化を感じる。過去にない感覚だ。

 今年の変化を10月ぐらいから感じはじめ年末、自社経営の方向を大きく舵を切る決心をした。元日から09年の構想を練るつもりで臨んだら、テレビも新聞も情報の情報価値がないプログラムを去年までと同じようにやっている。端的にはNHKで、視聴率で経営する必要のない放送局が元日、2日の報道に次の時代を構想する報道が何もしていない。正月を寝正月にする状況でないだろうに。じっくり時間がある時だから、日頃考えることが少ない将来を家族、仲間で考える時間であるし、深く構想する時だろう。正月3が日を九州の地方都市で暮らしながら、緊張感はまったく緩まなかった。地方こそ製造業で守られてきた地域であり、その荒み方が激しい。街全体、廃墟を感じる場所もある。


 円安基調で収益を守った製造業の反映の時代が終わり、現在まで生産性が低いと言われたサービス業を始めとした知的サービス、感情サービスが経済の柱になる時代が来る。
今までハードの強さに比較して、知識集約サービス(ソフト)の不足がずっと言われてきたことだ。自分は過去20年、その真ん中に居続けてきた。その資産を社会に還元できる好機だと感じている。


 ソフトに価値を見いださない企業、国家意識とも決別できる可能性が出てきたことが誠に喜ばしい。僕の日記は、知的集約事業の可能性を問うためのヒントを集めた日記にしようと思う。