カメラが思考ツールの中心になるか

 モバイルデバイスが好きでいつも持ち歩いている。


 たぶんそれは電子手帳の延長で、その昔firofaxを持ち歩いたのと変わらぬ意味あいなのだと思う。メモができて日程管理できてウェブを閲覧できてメールができてと作業上や趣味上の好奇心をその場で満たすことができるツールを常に持ち歩いている。


 今は圧倒的にiphoneだ。しかもメモカメラがかなり重要な位置を占めるようになった。思いついたらその状況を撮っておいて手書きメモを加える。iphoneのカメラは実に単機能だけれど白板を移したり、雑誌のページや街頭を自由に何のコントロールもなく写せるツールとして実に柔軟だ。。数年前まではモバイルデバイスってウェブブラウズだと思っていたのに、今はカメラが重要だ。携帯の写メのように大きな音もしないし機動も早く思いついたらすぐ写真だ。後で見直すとまたアイデアが膨らむ。配布もアップロードも実に簡単。


 そうこれからはカメラががモバイルデバイスの中心になるのではないか。ムービーとフォトを自由に行き来して、メモを加え、そのまま、ウェブにアップロードして、コミュニケーションの道具にするという感覚。そのもっとも近い商品がCES2009で紹介されている。http://www.youtube.com/watch?v=eRdm8vvoQs0&NR=1


 ソニーのカメラはほんとうにいいところまできていて思考ツールというコンセプトでカメラ開発してもらえないだろうか。