マインドマップによる統合思考…論理力と感性力の両方を高める

昨日の夕方からトニーブザンが開発したソフトウェア「iMindMap」を試している。
あっという間にアウトプットができ、既に5つのまとまった考えを整理できた。


過去にもインスピレショーンやFreeMind、Mindmanagerとアイデアプロセッシングツールを使い続けてきたが
iMindmapでははじめての体験を味わっている。
創ることが楽しいのだ。だから次々に書き出すことができる。


楽しさの根源はアウトプットが作品、絵のようだからだ。
枝の太さや位置を微妙に設定したり、絵やマークを入れたり、色を使いわけたりと作品化要素が多数用意されている。
これが楽しいし、ざっと作っておいて後で手直しし改善していこうという意欲につながる。
美麗な作品を見てさらに触発されていくという流れだ。
ブレストを繰り返しているのを同等の効果を一人の作業で得られるように思う。


そもそも直感を重視して、意味無く放射状にアイデアをばらまくだけのツールで論理性に欠けると評価していたのに
意外にも直感で作業を繰り返すと整合性が高まり、論理的つまり目的手段、原因結果の因果関係も明確になっていく。
論理的成果を生み出すのに論理的ステップをとらなくてもよいわけで、感性的なアプローチが大いにありうることを
証明できた気持ちだ。
そのほうが短時間に結果を得ることにもなる。


調べてみると心理学者による解決策立案やアイデア創成効果は実証されていた。


今年に入って論理と感性の融合こそが飛躍的な解決法の創成になると考えてきて方法論を模索していたのが
まさにセレンディピティで、ネットをさまよっているうちに見つけたマインドマップで一つの回答を得た。
まったく不思議なことだ。


添付は、マインドマップの構造と成果をまとめたもの。