組織の力を信じる!…あるビジネススクールにて

  • 09:20  ここ数日、ある企業の社内ビジネススクールの講師だった。そこで僕がまったく想像しなかったことが起きた。あんなに意見の集約が難しいメンバーたちが僕が追い詰められていると判断したとたん勢いよくまとまり、率先してチームを形成し課題を嬉々としてまとめはじめたからだった。
  • 09:22  仲間意識というのがこの企業の遺伝子なんだ。トラブルがあると強烈な組織行動を起こす。真剣に取り組んでいる人は孤独にさせない!そういう共通認識がある。ああ驚いた。
  • 09:26  今まで斜めに構えた人が少なからずいた。研修だし。毎回変わる研修方針に翻弄され、学生も講師も右往左往、でもこの講師は粘り強く解決する努力をしている。今回僕らが答えを出さないと、この後の講座は多分崩壊するだろう!そう学生の皆さんは思ったんだろうな!
  • 09:29  僕は正直言うと、ベンチャー育ちで、組織の力を信じていなかった。個々人の力の足し算に過ぎないと思うところがあった。組織生産性を売りにするコンサル会社の取締役だったけれど、組織の生産性をこれっぽちもださないメンバーに嫌気がさした。
  • 09:33  今回は違ったなあ。そう初めて感じた。ばらばらのチームが5つもありながら瞬時に総体として動くんだ。頭のずばぬけていい連中で、ピンをはってる奴もかなりいるのに、部品となりスクール全体が一体化する。個々人の相関関係はこの人数では影響は小さい!
  • 09:38  僕にとって組織論とは戦略の組み立て公式にすぎなかった。戦略要素を分解し、最も効果効率的な設計をおこないと…。いやあ組織は掛け算であり、塊としての意識と行動を生み出せるかどうかなんだな、ああ。

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